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カテゴリー: 撮影バイク

2017 大阪国際女子マラソン

2017 大阪国際女子マラソン

この季節、毎年恒例の『大阪国際女子マラソン』が開催されました。

当社からは今年も、撮影用バイクやリポート用バイクなど、多数の車両と運転手が生放送に協力させていただきました。

本番前 撮影バイク リポーターバイク 準備中

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沿道用バイク レース中にフル装備のカメラマンを各沿道ポイントに安全に送り届けます。(他にも数台出動しました。)

この日のために、タンデムステップやグラブバーを変更。安心して乗っていただけたようです。

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本番前の大事なリンクチェック 今回から新しい周波数になり、色々やりやすくなってるようです。よお知らんけど…

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この撮影スクーターの操縦、実は大変なんです。カメラマンの自由度が高いように製作されましたが、その分制御が難しい!

技量が必要なので、当社の人間でも誰もが扱えるわけではないんですね。

カメラマンとのコンビネーションも大事です。

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シルバーサイドカー 今回も多彩なアングルと、安定した映像に貢献できました。

何度かあったローアングルは、他では見れない映像で迫力がありました

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反省点もありますが、今年も無事に終了できました。

ランナーのみなさん、スタッフのみなさんお疲れ様でした。

また来年もよろしくお願いします。

(有)東京ニュース関西

 

 

撮影バイク 第3弾 黒いマグザム

撮影バイク 第3弾 黒いマグザム

移動撮影バイク 第3弾 通称『黒マグザム』

並走する撮影対象者(ランナー)との距離が近いと危険ですし、撮影しづらい場合もあります。

サイドカーでは狭いコースに対応しにくいので、車幅を考慮して製作されました。

cimg1179ベース車両は『ヤマハ マグザム』

『79』のステッカーでピンとくるマニアックな方は居るかな?

大阪八尾の『アサヒナレーシング』で製作していただきました。

当社の車両では1番キレイに、しっかり仕上がってます。技術とセンスが素晴らしい!

(諸事情により特別に製作していただきましたが、本来はマフラー製作専門のようです。)

cimg0547最大の特徴は、後部の低床ステップボード

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贅沢にカーボン貼り!(表皮だけですが) その上に滑り止めテープで雨天にも対応

カメラマンは、後ろ向きでも横向きでも、立とうが座ろうが自由自在!

(その度に運転手は、バランスを保つために全力で踏ん張りますが)

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カメラマン+機材フル装備で超重量級リアヘビー車両に仕上がります。

ので、左だけ高荷重用のリヤサスに換装しています。

それでも沈み込みがキビシイんですが、両方とも固くすると今度は路面からの突き上げで、映像が安定しにくくなります。

兼ね合いが難しいんです。

もう少し沈み込まないで、且つ緩やかにショックを吸収してもらいたいですが、相反する条件なんで簡単にはいかないんですね。

レイダウン加工や防振装置なども考えていますが、どれほどの効果があるのか分からない事には導入できない。(予算の兼ね合いもある)

cimg1299これがフル装備の状態

慣れないとセンタースタンドが立てられないぐらい重いです。かといってサイドスタンドでは重量に耐えられずに転倒するでしょう。

それに加え、後部にカメラマンが乗り、立ったり座ったり向きを変えたりします。見た目以上にライダーにとって重労働で、技術が必要です。

cimg0554アルミのフレームがそびえ立っています。

ここに受信機やカメラ本体などを固定するんですが、カメラマンが姿勢安定のために掴まったり、体を預けたりするのが一番の目的です。

なので、重量物である機材関係は、もっと低い場所に固定した方が良いかもしれません。タンデムステップ辺りなら邪魔にならないと思う。

(低重心化によってライダーの負担が相当減るはず。)

この辺は現場とも相談しないと出来ませんし、ライダーの負担はこっちの問題なので、難しいかもしれません。(もちろん予算の兼ね合いもある)

「安全」とゆうメリットもあるんですがねぇ

cimg1226前方から

『シルバーのサイドカー』と同じく、ヘッドライトカバーを作成しました。(一応自社製)こちらは車体色に合わせてカーボン製!(表面の1プライだけですが)

仕上がりが下手くそで、端っこに気泡が入りまくりなので、エアブラシで黒の縁取りをしてごまかしています。(織目もグニャグニャ…)

両側のフワフワしたのはマイクカバー  風切り音を軽減します。(ウインドシールドやウインドジャマーと呼ばれてるらしい。)

なお、機材の類を掲載していますが、これらは当社の設備ではなく、御依頼いただいた各社でご用意していただいた物です。

いずれの撮影車両も、『車両』+『ライダー』での依頼受付になります事をご了承ください。

 

(有)東京ニュース関西

黒いサイドカー『オミクロンⅢ』

黒いサイドカー『オミクロンⅢ』

こちらも撮影用サイドカーです。

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サクマエンジニアリング『オミクロンⅢ』改

(現在販売されていません。)

ノーマルのままだと、カメラマンが身動きとれないので、側車側のスクリーン部分をごっそり切断しています。

omicron2小さいけどノーマルの画像

年に数回の出動ですが、立派に役立っています。

cimg1108Wサイドカーで駅伝撮影

img_3418大昔の『大阪国際女子マラソン』

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01260033ヘリコプターから視認されやすいように上部を蛍光色に

p1060058撮影しやすいように座面を上げた状態

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古い車両ですが、数年前に分解大整備をしたので、良い状態で安心して走行できます。

ステムベアリング、ホイールベアリング交換

ガソリン系、冷却系ゴムホース、ワイヤ類交換

プーリー廻り消耗品交換、ブレーキ廻りオーバーホール

エンジン関係パッキン、ガスケット、ピストンリング交換

キャブレターオーバーホール、各部電極磨き

フレーム、ホイール、サス廻り、錆落とし、再塗装

など(覚えてる限り)

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あと、ステダンも装着しました。おかげで高速道路も普通に走行できるようになりました。

 

せっかくキレイに整備したので、もう少し稼働してもらいたいものです。

しかし、撮影依頼も限られてるので、どうしても他の車両が頑張る結果に…

撮影以外にサイドカーを利用するメリットは… 目立つ事ぐらい

宣伝カー、選挙カー、戦隊ヒーローのマシーン!とかは思い付いた

ラッピングや剥がせる塗料でペイントすればカッコ良くなりそう。

 

こちらが思いもつかない、有効な利用方法がある方、ぜひ御依頼ください。

(有)東京ニュース関西

 

 

 

 

シルバーのサイドカー

シルバーのサイドカー

マラソンや駅伝などの移動中継用に改造したサイドカーです。

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ベースはヤマハ250ccスクーター『マグザム』

低重心でロングホイールベースが撮影車両としての条件にピッタリ!

 

本車 フロント アンテナ台

フロントにはマイクロ送信機、アンテナ、モニターなどを設置できます。

 

側車 フロント収納スペース

側車フロント部には、カメラマン用のモニターなどを程良い角度で設置できます。

 

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側車ボディ内には、受信機やカメラ本体、音声機材やバッテリーなど、生中継に対応できる装備を積載する充分なスペースがあります。

座席でフタをすれば雨でも安心!?

 

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観客の声援や選手の息づかいを拾うために、中央のポールの高い位置にマイクを設置し、逆にロードノイズや排気音を拾うのは極力抑えるようにできます。

このポールは最近作り直して強度アップしました。カメラマンが姿勢安定のために掴んだり、もたれたりする事にも利用できます。

 

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このバイク自体が前方からのカメラに映る場面も多々あります。その時にヘッドライトの光がジャマにならないように、ヘッドライトカバーをFRPで製作しました。

ロービームだけを塞いでいます。(近頃のバイクは”常時点灯”とかで”ライトOFF”のスイッチがありません。)

バルブ(球)を外したり、配線を外すとゆう方法もあるんですが、ライトを消すとその消費しきれない電気によって、バッテリーやレギュレータに負担がかかる可能性があるので、この方法を採用しています。

(キック始動も押しがけも出来ないし、燃料ポンプや燃料噴射にも電力が必要なEFI車では、バッテリートラブルは致命傷になります。)

一応パッシングやハイビームは使えるので、合図などが必要な時は役立ちます。

 

サイドカーを使用するメリットは、車体がフラつかず安定している事。選手や他の車両に対しての安全はもちろん、乗車しているカメラマンも安心して撮影に集中する事ができます。

そして最大のメリットは多様な撮影アングル。前、後、左はオープン!ジャマなのは右に居る運転手だけ (^^;)

しかし、運転手の後ろに移動すれば、右側の撮影も問題無し!

立ち上がって上からのアングル 屈んで地面スレスレの超ローアングル 他の車両では再現できない迫力ある映像を撮影する事ができます。

これだけカメラマンが動き回れるのは、車体が安定しているサイドカーだからこそ。

移動撮影車両の利用を御検討中の方、ぜひ一度お試しください。(ドラマやCM、PV撮影にもいかがですか?)

他にも撮影車両ございます。当社のHPから御確認ください。

 

いつか機材を積んだ状態や、サイドカーならではのアングルで撮影した画像や動画を御紹介したいと思います。